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鳳教会はこのような教会です

2022年 鳳教会 基本方針

 

◇年間聖句

「だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。」(新約聖書 コリントの信徒への手紙Ⅱ 12章9節b)

 

 新型コロナウィルスによる環境の変化から2年が経ち、戸惑いの中を歩んでまいりました。この2年間は迷いながらでも、試行錯誤を重ねつつ、何よりも礼拝を守ることに尽力した歩みでした。しかし、これからはこの2年間の経験を活かし、より大きく前へと歩みださねばなりません。以前のような在り方を望むのではなく、今のわたし達が望む良いもののため、なにより神様の御心に適うために。

 

・教会が「受け入れられる場所」へ

 多くの想いを聴くことを願いつつ、状況の変化に戸惑い続けた昨年の様ではなく、より柔軟に、今の状況でこそできることを行いつつ、なお多くの想いを聴き、み言葉を届けられる教会を目指します。教会という憩いの場が今の状況にこそ必要であると信じ、信徒や地域の方々、また子ども達など、オンラインや対面でのコミュニケーションなどを通して、多くの人を受け入れ、また多くの人に受け入れられる場所になれますよう願います。

 

・「主の御心に応えていく」教会へ

 主日の礼拝を継続出来た恵みに大いに感謝しつつも、そのみ言葉や御心に応えていくことの難しさを実感します。礼拝を守るだけでなく、その都度示されたみ言葉や御心に、鳳教会として応えていくために、み言葉の実践と祈りを大切にしていきたいと願います。なにより、コロナ禍で戸惑いの内にあった2年間を思い起こし、鳳教会としてどのように歩むのかの問いに応えていく歩みとなれるよう努めます。

 

・「弱さを誇る」ことから

 苦難の歩みの内、様々な弱さを示されました。状況や変化への対応が難しいこと、新しいことや願うことを行えないことなど、自分たちの限界を示された歩みを経てこそ、今の自分たちを知り、神様に頼り願うことが出来る恵みを知った歩みでありました。今、わたし達はその弱さを誇り、その弱さを通して互いに助け合い、支え合うことが出来る。同じように地域や子ども達の内にも、様々な願いがあります。この過酷な状況でこそ、教会内外で互いに補い合い、助けを求めながら、地域に根差す教会としての歩みを進めていきたいと願います。

 

 様々な課題が示された2年間に応えつつ、神の御心に応えつつ、何よりも喜びと希望を抱いて歩んでいきたいと願います。

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